兵庫県西宮市では、市民税として「固定資産税」や「軽自動車税」などいくつかの課税項目が設定されています。
これら西宮市の市税の種類、さらにその納付方法についてまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
市税には都市計画税(目的税)と普通税がある
西宮市の市税には大きく「目的税」と「普通税」があり、以下のように区別されています。
1・目的税…入湯税・事業所税・都市計画税
2・普通税…市町村民税固定資産税(国有資産等所在地交付金及び納付金) ・軽自動車税 ・市町村たばこ税 ・特別土地保有税 ・市町村法定外普通税
目的税は税金の使い道が明確化されたものをいい、事業所税や都市計画税は「都市部の環境整備のため」に使われます。
普通税は集めた税金をどこに使うかが決められておらず、どのような分野(福祉やインフラなど)にも使える財源となります。
また「目的税と普通税」以外の区分に「直接税と間接税」の区分もあげられます。
固定資産税や軽自動車税、都市計画税は特定の個人に対して納付書が送付され、本人や企業が振り込みや銀行口座引き落としで支払う「直接税」となり、市町村たばこ税は消費者からいったんお店にプールされた税金をお店が西宮市に支払うため(お店を経由して税金が流れるため)「間接税」に分類されているのです。
ほとんどの市民税は直接税となっており、課税義務のある個人や会社が直接西宮市に税金を支払うシステムとなっています。
西宮市税の納付方法とは?口座振替制度やコンビニ払いなどについて
毎年請求される西宮市税ですが、どのような納付方法があるのでしょうか?
・銀行口座振替制度
・コンビニ納付
・市役所窓口での直接納付
・モバイルレジ(スマホ)での決済
・クレジットカード支払い
毎年課税される税金を市役所窓口やコンビニで払うのが面倒…という方は、事前に申し込みをすることで指定した銀行口座や郵便局口座から自動引き落としサービスを申請しておくと便利です。
同じく窓口やコンビニに行くのが面倒な方はクレジットカードで市税納付が可能となっており、西宮市の場合は「Yahoo!公金支払い」でクレジットカード番号や納付番号の登録が必要となります。
すでに銀行口座振替をご利用の方がクレジットカード払いに切り替える場合、銀行口座振替の廃止届を提出しなければなりません。
モバイルレジ(スマホ払い)は納付書のバーコードを読み取るだけで税金の納付が可能な便利なシステムですが、事前にアプリダウンロードやインターネットバンキングの利用申し込みが必要です。
コンビニ払いの場合、1枚の納付書で30万円以上の請求金額が記載されている場合は利用できない規定があるため、上記条件に当てはまる方は市役所の窓口や銀行口座振替、クレジットカード支払いが最適。
支払い方法にバリエーションがあるため、一番利用しやすい方法を選んでください。
まとめ
西宮市の市税の種類、および支払い方法についてまとめました。
西宮市では全体の税収の約48%を市民税が占めており、とても大切な財源となっています。
期限までに納付することをお忘れなく。