不動産を売却する際マイナンバーの提出を求められ、不安に思ったことはありませんか？
近年はさまざまな場面で利用機会も増えてきていますが、やはり個人情報を教えることを躊躇される方も多いと思います。
どのような理由で個人番号の提出が必要なのかを理解しておきましょう。
今回は西宮市で不動産の売却を検討されている方に向けて、マイナンバーの提出が必要な理由や注意点についてご紹介いたします。
不動産を売却するときにマイナンバーを提出する理由は？
不動産売却時にマイナンバーの提出が必要な理由は、税務署に提出する支払調書に売主の個人番号を記入する欄があるためです。
税務署は個人番号から国民の所得を把握して税金を徴収しているので、家や土地に関する所得も支払調書から把握し、正確な納税額を割り出します。
ただしマイナンバーの提出が必要になるのは、売主が個人で買主が法人か不動産業を経営している個人のみに限られます。
個人同士や法人同士の売買や、法人から家や土地を購入する場合は個人番号の提出は求められません。
また売主が個人で買主が法人であっても、売却額が100万円未満であれば、個人番号を提出する必要はありません。
しかし100万円未満の取引はぼないので、仲介会社などを通して家や土地を売る場合は、個人番号の提出が必要になると理解しておきましょう。
不動産売却でマイナンバーの提出は拒否できる？取り扱いの注意点は？
不動産売却時の個人番号の提出は義務ではないので、番号の提示を拒否しても家や土地を売ることは可能です。
しかし業者も上記に挙げたように提出書類への記入のために個人番号の提示を求めているので、なるべく拒否をせずに協力することをおすすめします。
マイナンバーを提出するときの注意点
マイナンバーを提出する際は、本当に相手が税務署に提出するために提示を求めているのかを確認することが大切です。
もしあなたが個人へ家や土地を売るときに個人番号を提出するよう依頼されたら、悪用される危険もあるので拒否しましょう。
また不動産会社などの法人へ売却する場合、会社がマイナンバー取扱業者を通して個人番号の提出を求める場合があります。
もし取引している業者以外から個人番号の提出を求められた場合は、売却先の不動産会社などに相談し、確認するようにしましょう。
まとめ
今回は西宮市で不動産の売却を検討されている方に向けて、マイナンバーの提出が必要な理由や注意点についてご紹介いたしました。
個人番号は大切な情報なので、買主に連絡して確認をとってから取り扱うようにしましょう。
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