不動産を売却する際、内装のリフォームや設備を交換して売却することがありますが、玄関などの鍵は交換してから引き渡したほうが良いのでしょうか?
賃貸の場合は費用を管理会社などに支払い交換してもらいますが、持ち家の場合はどちらが負担すればよいのかわからず、悩んでいる方も多いと思います。
そこで今回は不動産の売却をご検討中の方に向けて、家を売るときの鍵の取り扱いについてご説明いたします。
鍵交換の費用は誰の負担?不動産を売却する際の鍵の取り扱いについて
不動産を売却する際、鍵交換の費用は買主が負担するのが一般的です。
売買契約締結後の不動産引き渡し日に、残代金の決済や登記の移行などをおこないますが、この日に鍵も売主から買主へ渡されます。
買主は売主から使用していた鍵を受け取ったあと、新しいものに交換するのです。
スペアキーも含めたすべての鍵を買主へ渡さなければならないので、本数がそろっているかチェックしておきましょう。
売却する不動産の鍵を紛失した場合の費用負担について
不動産は現状渡しが基本なので、原則鍵がすべてそろった状態で買主へ引き渡します。
そのためスペアキーなどを失くし、すべての本数がそろわない場合は、売主が鍵交換をおこない、すべてそろった状態にしてから引き渡す必要があります。
しかし実際は買主にスペアキーを紛失したことを伝え、同意が得られた場合はそのまま引き渡されるケースが多くなります。
これは売主が鍵交換をおこなった場合、予備で自分用のスペアキーを作成できてしまうためです。
また不足分を補充して引き渡した場合は、紛失したスペアキーがどこかにあるため、悪用される危険性もあります。
このような理由からスペアキーを紛失している場合でも、鍵交換の費用は買主にお願いして、同意を得るようにするのがオススメです。
同意は書面にておこなわれ、売買契約締結時に重要事項説明書や付帯設備表などの書類に記載されます。
内容は「鍵は全部で5本あり1本紛失したため現状4本ある」など、本来ある本数と現在の本数、紛失した本数を記載し、将来的に意見の食い違いなどが起きないようにしましょう。
まとめ
今回は不動産の売却を検討されている方に向けて、家を売るときの鍵の取り扱いについてご説明いたしました。
鍵交換は買主が費用を負担しておこなうのが一般的なので、すべての本数がそろわなくても正直に仲介会社に伝え、書面にて買主に同意を得て売却するようにしましょう。
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