不動産の売却を検討されている方は、どのくらいの期間がかかるのかも気になるのではないでしょうか？
ずっと売れないままだとその分税金もかかってしまうので、なるべく短い時間で売却するのがおすすめです。
そこで今回は不動産の売却を検討されている方に向けて、売却にかかる期間についてご説明いたします。
不動産の売却に必要な期間とスケジュールについて
不動産を売るためには早くても3カ月、遅いと半年以上かかることがあります。
売却のスケジュールをご紹介しますので、一連の流れを理解しておきましょう。
土地の権利や相場などの確認：約3週間
まずは情報収集からはじめます。
土地の書類を集めて権利関係を確認し、境界線が確定していない場合は手続きをおこないましょう。
また地域の家の価格を調べ、相場を確認することも大切です。
仲介会社に査定依頼・契約締結：約1カ月
準備が終わったら、複数の仲介会社に査定を依頼します。
査定額は実際に売れる価格ではないので、高く査定した会社ではなく、話を聞いて信頼できると判断した会社を選びましょう。
売却活動をおこなう：約1カ月から2カ月
仲介会社と契約を締結したら、販売活動をおこないます。
基本的には仲介会社が販売活動をおこないますが、なかなか売れない場合は販売価格を下げるなど臨機応変に対応しましょう。
売買交渉・売買契約の締結・引き渡し：約1カ月半から3カ月
買主が見つかったら売買交渉をおこない、両者が納得したら売買契約を締結します。
代金を受け取り、不動産を引き渡したら完了です。
不動産の売却にかかる期間を短くするコツは？
不動産が売れるまでにかかる期間には幅がありますが、短くするコツはあるのでしょうか？
引っ越しの繁忙期に合わせて不動産を売りだす
不動産業界は1月から3月と9月から11月が繁忙期なので、繁忙期から3カ月から4カ月前頃から準備をはじめると売却期間を短くできます。
仲介会社の契約を変更する
仲介会社との契約は以下の3種類があります。
●一般媒介契約：複数の会社と契約でき自分で買主を探して取引できる
●専任媒介契約：1社とのみ契約し自分で買主を探して取引できる
●専属専任媒介契約：1社とのみ契約し買主は会社を通して契約することが条件
契約は3カ月ごとに変更できるので、なかなか売れない場合は契約内容の変更もご検討ください。
まとめ
今回は不動産の売却にかかる期間についてご説明いたしました。
スケジュールや期間を短くする方法を試しても売れない場合は、価格は下がりますが仲介会社が直接買い取る方法もあります。
期限が決まっている場合はこちらもご検討ください。
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