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不動産を現金化する方法は複数ある!売却方法や売却期間などを解説

不動産を現金化する方法は複数ある!売却方法や売却期間などを解説

まとまったお金が必要になり、所有する不動産を現金化したいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
一般的には仲介による売却を選択する方が多いですが、不動産を現金化する方法は1つだけではありません。
本記事では、不動産を現金化する方法について、必要な期間と注意点、売却後も住み続ける方法などを解説します。
「不動産を売却したい」とお考えの方は、ぜひご参考になさってください。

不動産を現金化する方法は複数ある!それぞれのメリットを解説

不動産を現金化する方法は複数ある!それぞれのメリットを解説

不動産の現金化と聞いて、ほとんどの方が「仲介による売却」を思い浮かべるのではないでしょうか。
不動産を現金化する方法は仲介による売却だけでなく、買取やリースバックなど複数の方法があります。
ご自身に適した売却方法を選択するためにも、それぞれのメリットやデメリットを確認しておきましょう。

売却方法①仲介

不動産を現金化する方法としてもっとも一般的なのが「仲介による売却」です。
仲介とは、不動産会社が売主と買主の間に立って、両者の契約を成立させる方法を指します。
リースバックや買取などほかの方法に比べると、高値で売却しやすい点がメリットです。
ただし仲介の場合、いつ買主が見つかるかが分からず、売却計画が立てにくいというデメリットもあります。
不動産売却にかかる期間は3〜6か月程度が目安ですが、物件によってはそれ以上かかるケースもあります。
転勤や離婚など、諸事情により現金化を急いでいる場合は、別の売却方法を検討してみましょう。

売却方法②リースバック

リースバックとは、不動産を売却したあとに賃貸借契約を結ぶことで、継続して同じ家に住めるというサービスです。
売却代金を受け取った後も同じ家に住み続けられるため、生活環境を変えずに済むといった大きなメリットがあります。
引越しが不要なので、日程を調整して引越し業者を手配したり、片付けや掃除をしたりする必要もありません。
ただし、売却価格が相場よりも1割から3割ほど低くなるため、高値で売却したい場合は注意が必要です。
またリースバックを利用するには家賃を支払う必要がありますが、リースバックの家賃は買取額をもとに決定します。
買取額が大きければその分家賃も高くなるため、無理なく支払い続けられるか入念にシミュレーションすることが大切です。

売却方法③リバースモーゲージ

老後資金を確保するために自宅を売却したい場合には、リバースモーゲージを活用する方法もあります。
リバースモーゲージとは、自宅を担保に金融機関から融資を受け、自宅に住み続けながら毎月返済をおこなう制度です。
契約者が死亡したあとに担保となっていた自宅を売却し、そのお金で元本部分を返済するため、月々の返済は利息のみです。
金利変動や評価額低下のリスクもありますが、すぐにまとまった資金を得られるという点はメリットといえるでしょう。

売却方法④買取

現金化を急いでいる場合や周囲に知られずに売却したい方は、不動産会社による買取がおすすめです。
買取とは、仲介のように個人の買主を探すのではなく、不動産会社が直接土地や建物を買い取ることです。
はじめから売却相手が決まっているため売却活動が不要で、売れ残る心配がありません。
仲介での売却期間が3〜6か月程度かかるのに対し、買取であれば1週間から1か月ほどで現金化することが可能です。
また、物件情報が公にならないことから、周囲に売却を知られにくいというメリットもあります。
ただし買取の場合、仲介で売却するよりも売却価格が3割ほど低くなるため、高値で売りたい方は他の方法を検討しましょう。

不動産を現金化するまでにかかる期間は?

不動産を現金化するまでにかかる期間は?

不動産の売却方法には複数の種類がありますが、大半の方が不動産会社に仲介を依頼します。
しかし状況によっては、仲介ではなく買取を選択したほうが良いケースもあります。
ご自身に適した売却方法を選択するためにも、それぞれに必要な期間と流れを把握しておきましょう。

仲介によって売却する場合

仲介によって家を売却する際は、買主を探す必要があるため、売却が完了するまでに約3〜6か月ほどかかります。
ただし、これはあくまでも目安であり、物件の状態や立地、築年数などによっては1年以上かかるケースも少なくありません。
仲介における不動産売却の流れは次のとおりです。

●不動産会社に査定を依頼する
●不動産会社と媒介契約を結ぶ
●売却活動をおこなう
●買主と売買契約を結ぶ
●物件を引き渡して売却代金を受け取る


不動産売却でもっとも時間を要するのが、買主を探すためにおこなう売却活動です。
売却活動はおもに不動産会社がおこないますが、早期売却を目指すには売主も積極的に関わることをおすすめします。
たとえば内覧の際に、売主だからこそわかる物件の魅力を伝えられると、買主の購入意欲を高めて成約に繋がるかもしれません。
公開中の物件情報を定期的に確認し、「もっとこうしたら良いかも」と思う点があれば担当者に相談するのも良いでしょう。

買取によって売却する場合

買取を利用する場合、早くて3日、遅くても1か月程度では売却できます。
買取による不動産売却の流れは以下のとおりです。

●不動産会社に査定を依頼する
●条件交渉をおこなう
●不動産会社と売買契約を結ぶ
●物件を引き渡して売却代金を受け取る


買取は最初から売却相手が決まっているため、少ないステップで売却が完了します。
高値売却を希望する方は仲介、売却期限が迫っている方は買取のように、状況に合わせて選択しましょう。

不動産を現金化したあとも住み続ける方法とは

不動産を現金化したあとも住み続ける方法とは

不動産を売却すると、当然ながら所有権を手放すことになるため引っ越しが必要です。
なかには「まとまったお金が必要だけど引越しはしたくない」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
リースバックであれば、不動産を現金化したあとも生活環境を変えず、継続して同じ家で生活できます。
ここからは、リースバックの仕組みについて解説します。

リースバックの仕組み

リースバックは、不動産を活用した資金調達方法の1つです。
流れとしては、まず不動産会社に自宅を売却し現金を受け取ったあと、賃貸借契約を結びます。
その後は毎月家賃を支払い続けることで、そのまま自宅に住み続けられるという仕組みです。

リースバックのメリット

リースバックを利用する大きなメリットは、家を現金化した後も住環境が変わらないことです。
とくに、子どもがいるご家庭では「子どもの学校や交友関係を変えたくない」と感じる方も多いのではないでしょうか。
リースバックを活用すれば、現金を受け取った後も同じ家に住み続けられるので、これまでと変わらない生活が送れます。
日程調整をして引っ越し業者を手配したり、家具や家電を新たに購入したりといった手間や時間もかかりません。

契約によっては買い戻しができる

リースバックの契約次第では、売却した自宅を将来買い戻すことも可能です。
物件を買い戻す方法には「買い戻し特約」と「買い戻し(売買予約)」があります。
買い戻し特約とは、不動産売却後でも一定期間内であれば、売主が不動産を買い戻せる特約のことです。
売却金額(または双方で合意した金額)と契約金額を返還することで、売主は自宅を取り戻すことができます。
一方で買い戻し(売買予約)とは、売買契約を結ぶ際に、売主が将来目的物を再び買い戻すことを予約するものです。

まとめ

不動産を現金化する方法には、仲介や買取、リースバック、リバースモーゲージなどさまざまな方法があります。
それぞれにメリットやデメリットがあるため、ご自身の状況に応じて適切な売却方法を判断することが大切です。
「どの売却方法が適しているんだろう」と判断に迷う場合は、ぜひ不動産会社にご相談ください。


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