マンションを売却する予定があるならば、具体的な流れについて知っておきたいものです。
今回は具体的な売却の流れについて解説していきます。
また、準備方法や対応のコツにも増えているので、現在物件の売却についてお悩みの方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
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マンション売却での内覧の流れ
内覧をおこなう場合、どのような流れになるのでしょうか。
以下で詳しく見てみましょう。
予約が入る
マンションを売却する際は、不動産会社と媒介契約を締結する流れとなります。
その後は不動産会社が販売活動をおこない、物件を購入したい方を探します。
そして、購入希望者が現れると、内覧予約が入り、売主の元へ連絡が入るのです。
内覧の日程は売主と買主がスケジュールを調整しておこないます。
そのため、購入希望者の希望によっては、前日や当日に予約が入る可能性もゼロではありません。
住みながらマンションを売却する場合は、急に予約が入ってもすぐに対応できるよう、常に部屋を掃除しておくのがおすすめです。
また、内覧は基本的に土日祝日を希望されるケースが多いです。
しかし、平日のうちに代表者が一人で内覧をおこない、後日家族全員で物件を見に訪れる場合もあります。
あくまでも購入希望者のライフスタイルや家族構成によって左右されるでしょう。
準備を忘れずに
大切なのは、購入希望者を招くための準備です。
たとえスケジュールを調整できていても、室内の準備が整っていなくては意味がありません。
とくに掃除はとても大切なポイントになります。
散らかっていると物件の良さが伝わりにくくなり、不衛生な印象を与えてしまいます。
また、家具や家電などで散らかっていると、肝心な物件の状態が分かりにくいため、購入希望者に品質が伝わりません。
その結果、他の物件を購入されてしまう可能性もあるでしょう。
こうした問題を解消するためにも、日頃から掃除や整理整頓を意識してください。
基本的に内覧は、購入希望者が見たい場所を見せられれば問題ありません。
しかし、収納の中、バスルーム、ベランダなどの状態が見たいと言われる可能性もあるため、全体的にスッキリさせたほうが良いでしょう。
また、場合によっては「物件の状態を確認するために写真を撮影したい」と言われる場合があります。
もちろん撮影されたくない箇所は断っても問題ありませんが、物件情報を伝えるためにも、この要望に応じられる状態を整えておくのは大切です。
散らかっている部屋はきれいにしておき、自信をもって見せられる外観にしましょう。
成約できるまでの件数とは
そもそも内見は、どの程度こなせば成約に至るものなのでしょうか。
これは内見の状態にもよるため一概には言えません。
1~3回程度で買主が見つかるケースもありますが、反対に30回以上おこなっても決まらない場合もあります。
また、物件の品質だけではなく、タイミングによっても左右されます。
たとえば引っ越しシーズン以外の時期になると、徐々に物件は売れにくくなる傾向があるのです。
そのため、内見の数をこなそうとするのではなく、1回ごとに真摯な対応を心がけるのが大切でしょう。
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マンション売却の内覧前にしておきたい準備
内覧対応を知る場合は、準備が大切です。
以下でポイントをおさえておきましょう。
掃除をする
先述したように、内見前に掃除をしておくのは大切なポイントとなります。
掃除をしても、建物の劣化状態が改善するわけではありません。
しかし、汚れて不衛生な状態の室内を見て、好印象を抱く方はほとんどいないでしょう。
清潔でピカピカの部屋であれば、「この売主は建物を大切に使っていたに違いない」と印象付けられるため、購買意欲促進効果が期待できます。
また、掃除をしておくと、内見対応時のストレスも解消されます。
汚れている状態では、内見の際に見られたくない場所ができてしまうからです。
たとえばリビングが散らかった状態で購入希望者を招いてしまうと、そこをジロジロ見られたときに不快感を覚えてしまうものです。
こうしたストレスを解消し、堂々と対応するためにも、掃除は大切と言えます。
急に予約が入るケースを想定して、できる限りきれいな部屋を保ってください。
におい対策をする
忘れてしまいがちなのが、におい対策です。
室内のにおいは、汚れ以上に頑固と言えます。
完璧に除去するのは難しいですが、内見の際は少しでも解消させるために対策を講じましょう。
においの原因となるものは、部屋の外に出すのがおすすめです。
たとえば生ゴミがある場合は捨てて、においがこもらないようにしましょう。
また、タバコを吸う場合は換気扇の下がおすすめです。
さらに、内覧の予約が入った場合は、積極的に換気をしましょう。
換気をすれば新鮮な空気が入るため、ハウスダストをはじめとするアレルゲンも除去できます。
スリッパを用意する
いくらきれいに掃除されていても、素足で内見するのは抵抗を覚えてしまうものです。
そこで、来客用のスリッパを準備しておきましょう。
スリッパがあれば、夏場で素足の方も安心して室内を歩けるようになります。
内見準備がしっかりできている印象も持たれるので、購入希望者にプラスのイメージを与えられるでしょう。
スリッパはホームセンターや100円ショップで販売されています。
一人で内見に来る方もいれば、家族全員で見に来るケースもあるので、いくつかストックを準備しておくと良いでしょう。
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マンションの内覧当日の対応
マンションの内覧当日は、どのように対応すべきなのでしょうか。
以下で詳しく見てみましょう。
お茶を出す
必須ではありませんが、お茶を出せるよう準備しておきましょう。
多少物件を見て終了する流れであれば不要ですが、内覧が長引きそうな場合は必須です。
とくに内覧時にお茶が必要とされているルールはありませんが、気遣いができれば購入希望者に好印象を与えられます。
物件の売買は、お互いの印象によっても左右されているので、人間性をアピールできるよう努めてください。
質問には丁寧に対応する
物件に関する質問があれば、丁寧に対応しましょう。
なかには「劣化が気になる箇所はあるか」「築年数が古いが問題はないか」など、比較的答えにくい質問を投げかけられる場合もあります。
しかし、マイナスな質問にも真摯に答え、購入希望者が物件を選ぶうえでの材料として活かせるようにしましょう。
都合の悪い質問だとしても、真摯に対応していたほうが、好印象につながる可能性があります。
むしろ、どの物件においてもマイナスポイントは少なからずあるものなので、堂々としていたほうがベターです。
明るく接する
度重なる内見対応で、心身ともに疲れてしまう方もいます。
しかし、どんなに疲れていても、購入希望者の前では明るく接するようにしてください。
あまりにも感じが悪いとマイナスイメージを与え、購入してもらえなくなる可能性があります。
あいさつをする、マナーを守るなど、社会人として必要最低限のポイントはおさえてください。
また、明るくするのはあいさつだけではなく、室内の照明も同様です。
真っ暗の状態だと室内の状態を細かくチェックできません。
明るく全体をしっかり照らせるよう、照明の種類やタイプにこだわりながら工夫してみましょう。
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まとめ
マンションを売却する際は、内見対応が必須となっています。
事前に掃除やにおい対策をおこなって、いつでも購入希望者を招ける状態を整えておきましょう。
また、質問には真摯に応じて、長時間になる場合はお茶を出してみてください。
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