不動産売却では、物件そのものの条件だけでなく、周辺地域の魅力をアピールすることが欠かせません。
甲子園球場で有名な甲子園駅周辺エリアは、住環境にも多くの魅力があります。
そこで今回は、甲子園駅周辺の不動産売却の相場や周辺エリアの概要、住環境についてご紹介します。
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
甲子園駅周辺エリアの概要
初めに、甲子園駅の周辺エリアの概要や歴史、雰囲気などをご紹介します。
甲子園駅周辺エリアの概要①甲子園駅について
甲子園駅は、西宮市の南東に位置しています。
甲子園駅は阪神電気鉄道本線の乗り入れ駅で、兵庫県内や神戸市、大阪など各方面へのお出かけが便利です。
甲子園駅は甲子園球場の最寄り駅のため、プロ野球や高校野球の開催日は利用者がとても多くなります。
野球試合がない日の駅利用者は、4万~5万人程度で、兵庫県内の駅利用者数ランキングでは下位に当たります。
甲子園駅周辺エリアの概要②甲子園駅周辺の歴史
1924年8月1日に甲子園球場の開場に合わせて臨時駅として開業したのが、甲子園駅の始まりです。
当初は廃川の枝川に架けられた高架駅でしたが、2011年から2017年にかけて大改修工事がおこなわれ、現在の姿になりました。
改修以前は野球試合の開催日は駅が混雑し、改札制限がかけられることもありましたが、改修後は混雑が緩和され、整備された駅前の印象に変わりました。
駅の南西にある大きなクスノキは、改修時にも伐採されず、甲子園駅の長い歴史をずっと見守っています。
駅の各所には野球ボールをあしらったデザインが隠されており、観察して発見する楽しみ方もできます。
甲子園駅周辺エリアの概要③甲子園駅周辺の雰囲気
甲子園の駅周辺は住宅地が広がっています。
西宮市には地名に「園」が付く7つの高級住宅地「西宮七園」の総称がありますが、甲子園もそのうちのひとつに含まれています。
周辺エリアには複数の大型商業施設があり、買い物に便利です。
駅周辺では、景観や安全に配慮した街づくりがおこなわれており、子どもやお年寄りも安心して歩ける街並みになっています。
野球試合の開催期間、球場付近は賑わいますが、それ以外の時期は閑静でゆったりとした印象のエリアです。
野球ファンのマナーが向上しており、試合開催中の騒音などは気にならないとの口コミもありました。
▼この記事も読まれています
不動産を現金化する方法は複数ある!売却方法や売却期間などを解説
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
甲子園駅周辺エリアの住環境
さまざまな世帯の方が甲子園駅周辺に住む場合を想定して、甲子園駅周辺エリアの住環境をご紹介します。
ご紹介するのは、交通アクセスや買い物、子育てのしやすさ、おすすめスポットです。
甲子園駅周辺エリアの住環境①:交通アクセス
甲子園駅は、各方面の主要駅や繁華街まで出るのに便利な駅です。
兵庫県内では、三宮駅まで約18分、尼崎駅まで約26分、神戸駅まで約32分でアクセスできます。
大阪梅田駅にも約13分で到着可能です。
1時間に5~6本の特急が止まるため、通勤・通学にも便利です。
夫婦や子どもそれぞれで勤務地・学校の所在地が違う場合でも、移動時間にあまり差が生まれない位置といえるでしょう。
甲子園駅周辺エリアの住環境②:買い物
甲子園駅周辺エリアは、買い物スポットが豊富で暮らしに便利です。
球場前には大型ショッピングモール「ららぽーと甲子園」があり、車で遠方から来る買い物客もいます。
ららぽーと甲子園のなかには、全国に3か所しかない職業体験施設「キッザニア」が入っており、子どもと一緒に楽しめるスポットです。
また、駅西口にはもうひとつのショッピングモール「Corowa甲子園」もあります。
Corowa甲子園にはフードコートやスーパーマーケット、日用品店などが入っており、日常的な買い物に利用しやすいです。
甲子園駅周辺エリアの住環境③:子育て
甲子園駅周辺には、多くの幼稚園・保育園があります。
通勤前後の送り迎えがしやすく、働き世代の忙しい親御さんにとって便利です。
甲子園駅からは他地域のアクセスが良いため、高校以降の進学先も幅広い選択肢を検討できます。
西宮市では、市職員による防犯パトロールや防犯動画の啓発活動などにより、安心・安全な街づくりに取り組んでいます。
子どもを守る110番の家の設置や、下校時間の通学路パトロールなど、子どもの安全を守るための取り組みも盛んです。
甲子園駅周辺エリアの住環境④:おすすめスポット
甲子園駅付近には、SL機関車が見られる「月見里公園」や「甲子園公園」「網引公園」など多くの公園があり、子どもと一緒に遊べるスポットが豊富です。
駅から車で約9分、徒歩で約20分の位置には甲子園浜海浜公園があり、海を眺めながらレジャーが楽しめます。
家族や大人数でわいわいバーベキューを楽しんだり、1人静かに散歩をしたり、さまざまな楽しみ方ができるスポットです。
さらに駅の北側に足を伸ばすと、甲山(カブトヤマ)や六甲山もあり、海と山両方の自然を楽しめるエリアとなっています。
▼この記事も読まれています
老後に家を売ってはいけないのはなぜ?理由を解説
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
甲子園駅周辺の不動産売却の相場
甲子園駅周辺で不動産を売却する場合、地域の売却相場を把握することが重要です。
とくに土地や一戸建て、マンションの価格動向を理解しておくことで、売却計画が立てやすくなります。
ここでは、甲子園駅周辺の不動産売却相場について、土地、一戸建て、マンションごとにご紹介します。
土地
甲子園駅周辺の土地の平均価格は、2024年時点で1㎡あたり約35万円から36万円です。
坪単価に換算すると、約116万円から120万円となり、特に甲子園六番町エリアでは、最高値の44万円/㎡に達しています。
近年は、甲子園駅周辺の土地価格が上昇傾向にありますが、土地の状態しだいで価格が変動するでしょう。
住宅地が多いエリアでは、利用者が安定しており、相続や居住目的の売却が目立つため、堅調な価格が維持されています。
将来の人口動態や周辺施設の充実度も考慮し、売却のタイミングを見計らうことが望ましいでしょう。
一戸建て
甲子園駅周辺の一戸建ては、価格が面積や築年数により大きく異なり、3LDKや4LDKの物件で4,000万円前後が相場です。
駅からの距離が近い物件や、築浅の一戸建てほど高値で売却される傾向にあります。
現在、購入希望者のニーズが高く、特に阪神本線沿線のエリアは、ファミリー層に人気が高いです。
売却前には、リフォームやメンテナンスをおこない、資産価値を高めることで、より良い条件で売却できる可能性が高まります。
また、販売中の物件と差別化を図るため、物件の魅力を最大限にアピールすると良いでしょう。
マンション
甲子園駅周辺のマンションは、物件の立地や築年数、広さにより価格帯が異なりますが、2LDKで3,000万円前後、4LDKで5,000万円を超える物件もあります。
新築マンションの供給が減少していることから、中古マンションの需要が高まり、価格も上昇傾向です。
とくに、駅から徒歩圏内の物件は賃貸需要も高いため、投資目的で購入する方も増えています。
売却を検討している場合は、周辺の売却事例を参考にして、価格設定や販売戦略を立てることが効果的です。
マンションは、室内のコンディションや共用部分の管理状況も評価のポイントになるため、適切な管理をおこないましょう。
▼この記事も読まれています
不動産におけるリバースモーゲージとは?メリットとデメリットも解説
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
まとめ
甲子園駅は西宮市の南東に位置する、甲子園球場が有名な駅です。
大阪や神戸など各方面へのアクセスが良く、買い物環境にも恵まれた暮らしやすいエリアです。
土地と一戸建ての価格増減率は低いですが、中古マンションに大きな需要のあるエリアといえます。
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む