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マンションからマンションへ住み替えるメリットは?注意点や方法をご紹介!

カテゴリ:住み替え

マンションからマンションへ住み替えるメリットは?注意点や方法をご紹介!

出産や転勤などをきっかけに、マンションからマンションへ住み替える方は多いでしょう。
しかし、ポイントを押さえておかないと、費用負担が大きくなるなど失敗する可能性も考えられます。
そこで今回は、マンションからマンションへ住み替えるメリット・デメリットをはじめ、注意点や住み替え方法をご紹介します。

マンションからマンションへ住み替えるメリット・デメリット

マンションからマンションへ住み替えるメリット・デメリット

マンションの住み替えとは、今住んでいる家を売却して、新しい家に移り住むことです。
マンションからマンションへ住み替えるケースは、新たに物件を購入する以外にも、賃貸物件を借りるケースや実家に戻るケースなどがあります。
それらには、メリットだけでなくデメリットも存在するので、事前に確認しておきましょう。

マンションに住み替えるメリット①物件選びに失敗しにくい

すでにマンションで生活した経験があると、物件選びがしやすくなります。
売却前のマンションに対する不満も解消できる可能性が高いので、より快適な暮らしが実現しやすくなるでしょう。
また、住み慣れた生活スタイルを維持できるのもメリットです。
一戸建てとマンションでは騒音やゴミ問題など配慮する部分が異なるため、マンションに住んでいるなら住み替え先もマンションのほうが良いと考える方も多いでしょう。

マンションに住み替えるメリット②共用部の維持管理を任せられる

マンションからマンションへ住み替えると、廊下やエレベーターなど共用部分の維持管理を管理組合に一任できます。
一戸建てでは建物の修繕も自分でおこなわなければなりませんが、マンションなら大規模修繕を自分でおこなう必要はありません。
ランニングコストを削減したい方は、一戸建てではなく、マンションからマンションへ住み替えることをおすすめします。

マンションに住み替えるデメリット①修繕積立金の支払いがある

マンションでは、大規模修繕に備えて修繕積立金を支払うのが原則です。
ほとんどのマンションは、管理費の支払いも必要になるので、大きな出費となる恐れもあるでしょう。
マンションからマンションに住み替えるときは、ランニングコストがどのくらいか契約前に確認することが大切です。
マンションの住み替えで失敗しないように、予算やかかる経費などを記載した資金計画はしっかりと立てておく必要があります。

マンションに住み替えるデメリット②リバースモーゲージは不可能

リバースモーゲージとは、不動産を担保にしてお金を借りられる高齢者向けの金融商品です。
マンションからマンションへの住み替えでは、リバースモーゲージが利用できない可能性が高いことを注意点として押さえておきましょう。

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マンションからマンションへ住み替えるときの注意点

マンションからマンションへ住み替えるときの注意点

マンションからマンションへ住み替えるときは、以下の注意点を把握しておかなければなりません。
何も考えずに金額だけで物件を決めてしまうと、入居後に後悔する可能性があります。

マンションにおける住み替えの注意点①管理費を確認する

管理費は、マンションの戸数が多くなるほど低くなるのが一般的です。
とくに、自主管理の物件は管理費が低くなる傾向にありますが、清掃状況や修繕計画の内容に漏れがある可能性も否めません。
管理費が高かったり、管理会社に委託していたりするからといって、物件がしっかり管理されているわけではないため、契約前には適切な管理費か確認しておきましょう。
あわせて、物件の内覧時に共用部の清掃状態や草木の剪定状況をチェックしておくと、住み替えで失敗しにくくなります。

マンションにおける住み替えの注意点②資金計画は入念に

マンションからマンションに住み替えるときは、まず入念な資金計画を立てましょう。
不動産の査定額やインターネットの情報を参考に、家の売却と購入にいくらかかるのか算出する必要があります。
旧居の売却にかかる費用は、不動産会社への仲介手数料や印紙税・登録免許税などです。
抵当権の抹消登記を司法書士に依頼するなら、それらの費用も用意しなければなりません。
また、新居の購入には、不動産登記費用や不動産取得税・引っ越し代などがかかります。
それぞれのタイミングでいくら必要か、事前に把握しておくと、スムーズに手続きが進むでしょう。

マンションにおける住み替えの注意点③修繕計画をチェックする

マンションは10~15年に1度、大規模な修繕がおこなわれます。
修繕計画がしっかりと立てられていない物件は、必要な工事ができず、資産価値が落ちてしまいがちです。
将来的な売却に備えて、マンションの「長期修繕計画」はしっかりと確認しておきましょう。
確認するポイントは、以下の3つです。

●過去に大規模な修繕があったか
●定期的な大規模修繕が予定されているか
●きちんと修繕金が積み立てられているか


長期修繕計画は不動産会社をつうじて閲覧できるので、契約前にチェックしておくことが注意点です。

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マンションからマンションへ住み替える方法

マンションからマンションへ住み替える方法

マンションからマンションへ住み替える方法は、「売り先行」と「買い先行」の2種類です。
それぞれ異なった特徴があるので、あらかじめ確認しておきましょう。

売り先行だったときの住み替え方法

売り先行とは、現在住んでいるマンションを売却してから、新たなマンションを購入する方法です。
先にまとまった売却代金が手に入るため、それらの費用を新居の購入費用にも充てられます。
資金計画も立てやすくなっていますが、仮住まいの費用が発生することはデメリットです。
仮住まいを避けようとして新居の購入を急いでしまうと、妥協した物件選びをおこなってしまう可能性があります。
マンションからマンションへの住み替えで売り先行が向いている方は、売却益を住み替え費用に充てたい方や住宅ローンの残債がある方です。
とくに、初めて住み替えをおこなう方は、売り先行のほうがスムーズに新居を購入できるでしょう。

買い先行だったときの住み替え方法

買い先行とは、新居の購入を先におこなう住み替え方法です。
仮住まいが不要となり、マンション探しがゆっくりとおこなえます。
空室で売りに出せるのも特徴で、内覧予約が入りやすく、買主も付きやすいでしょう。
ただし、マンションの売却価格が想定よりも安いときは、資金計画が崩れる可能性があります。
売却期間が長引くと、ダブルローンのリスクも伴うので注意が必要です。
買い先行は、妥協しない新居選びをおこないたい方や住宅ローンを完済している方に向いています。

新築マンションの買い替え方法とは

新築マンションは、分譲時期や大まかな入居時期があらかじめ決定されています。
そのため、マンションからマンションに住み替えるときは、買い先行の方法をとるのが一般的です。
新居となるマンションの契約を済ませてから、入居の時期に合わせて現在住んでいるマンションを売りましょう。
注意点として、マンションは築年数が新しいほど資産価値が高くなります。
築5年以内のマンション相場は新築価格の8割ほど下がってしまうため、築浅で売るなら早めの売却がおすすめです。

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まとめ

マンションからマンションに住み替えると、物件選びがしやすくなりますが、修繕積立金や管理費は支払わなければなりません。
住み替えでは資金計画をしっかりと立て、マンションの長期修繕計画も事前に確認しておきましょう。
住み替え方法には、自宅の売却を先におこなう「売り先行」と、新居の購入を先におこなう「買い先行」があります。


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